闇の奥に住まうモノ GM:RADY

第二ラウンド企画。お盆休暇ということもあり、ちょっと夜が遅くなることを覚悟で完全オリジナルのダンジョンシナリオをしました。
今回予告を一言で書いたら参加者の皆さんが何が起こるか把握してくれてとても助かりました。
2ndキャラが多く初顔見せした今回のセッション。果たして結果は。

  • ジェーン・D・マグス (エルダナーン、メイジ/シーフ)
    • 版上げという世界の因果律によって滅ぼされたディスマントル族の女性。"適齢期"過ぎちゃった系のお姉さま。
    • 行商人親子の好意でくれた果物で食中りするお茶目な一面を持つ。此度の妖精さんの面倒見役でもあった。
    • 攻守回避、支援とバランスよいビルドでパーティをサポート。エンチャントブレイドの属性のおかげでGMの戦術を完璧に打ち砕いた。
  • ダーク (エルダナーン、アコライト/ドルイド)
    • 霧の森出身の人工生命。妖魔や魔獣を駆逐すべく生まれたヨウマ・スレイヤー=サン。彼らに対しては絶大な火力を誇る。
    • 唯一動物や魔獣と会話できる能力を持っていたため、蟻さんたちとの交渉(?)役を一手に担った。
    • 魔獣オンリーな今回のシナリオでは彼の獲物であるスイカバー(永氷柱)がダダ通りであった。
  • エミル (ヒューマン、シーフ/レンジャー)
    • 辺境の森で狩人をしていたが、先日妖魔達の侵攻にあって天涯孤独の身になった少女。シルバーレギオンに救われてそのままギルド入りした。
    • 街でたまたま縁ができた少女の遺品と思われるものが魔獣の巣からでてきて魔獣に怒りを燃やす。
    • 高い矢弾を用いた攻撃とリサイクル、そしてブービートラップでのサポートが唸る。リサイクルを忘れると大惨事なのでパーティからも暖かいフォローが飛び交った。
  • バーツ (ネヴァーフ、ウォーリア/ヴァイキング)
    • かつては有名な海賊団の一員だったが魔獣に船を沈められて陸の河童と化したヴァイキング
    • 守銭奴かつけちんぼポジションで神殿の依頼をいぶかしんでいたが、幼い子供に手を差し伸べたり何だかんだで先陣切ってくれる親父さん。
    • カバーリング能力で柔らかい後衛職のダメージを庇い続け、高いダメージで敵を殲滅と大活躍な初陣でした。
  • エリシャ (エルダナーン、メイジ/アコライト)
    • 高貴な魔術師家系の娘。命を救ってくれた神官を追っかけて神殿入りした神官見習い。彼女の祈りはどう願っても敵が殲滅されるという摩訶不思議。
    • 滅ぼされた村に滞在してただろう旅の一家の身を案じ、仲間を守るために神に祈りを捧げていた…ら、蟻さんが吹っ飛んだ。
    • ヘイストによる行動値調整、魔獣達に有効な攻撃魔法を揃えており、今回のシナリオにおいてもアドバンテージを握っていた。

以下、ダイジェスト。
今回予告:\アリだー!!/

  • 「わかりやすいね」「何が起こってどうすればいいかわかったわ」
  • 別の依頼で冒険から帰ってきたシルバーレギオン一行。すれ違った行商人の親子を助け、彼らとも仲良くなる。
  • だが数日後、彼らが向ったという宿場村で魔獣が現れ、村が壊滅したという情報が。行商人の親子の安否も心配した一行は、依頼をうけて件の村へ。
  • 村の中央に空けられた大穴を侵入すると、某世界のサバンナにでてきそうな大きな蟻さん達が巣を作っていた。
    • 『ギチ…ギチギチ…(侵入者だ。人間だ。始末して食料庫に運んでしまえ)』「やれるものならやってみろ蟻野郎」「え、ちょ、会話できるの!?」
      • 蟻は強めに作ったつもりですが見事なパーティ連携で倒される。「食料庫はどこにある?」『ギチ…ギチ…(く…あっちだ…)』「か、会話できてる!?」
  • 食料庫前では体躯の大きい蟻とそれを護衛する蟻が働き蟻に支持を出していた。
    • カバーリングすると即死するような大ダメージ技を撃つも、バーツ以外が見事に回避するというミラクルで企みならず。
      • ガチで硬い護衛蟻だったが属性相性と種族相性という二重の悲しみにより為すすべもなく散っていった。
  • 食料庫でボロボロになった人形を見つける。行商人の小さな女の子が大事に持っていたものだ。エミル達は静かに怒りに燃えた。
    • それはそうと不思議な木箱を入手。あけると何やらウザそうな光の妖精が中から飛び出してきた。
      • 『私が貴方たちを助けてあげるわ、感謝しなs』「では保留で(パタン)」『ちょ、ちょっと待ちなさいよ!!(蓋を重量上げの構えで踏ん張る妖精)』
        • 暗闇も照らしてくれる能力を持つことを教えてくれる。「我々にはキャップライトが4つあるんだが…」しょぼくれた妖精はそのまま箱に引っ込んだのだった。
          • とりあえず何かあったときのためにジェーンが管理することになった。
  • 落ちると大変なことになる酸の池を飛び越える判定。ロープとフィジカルエンチャントを使用することに。
    • 「ピンゾロ振らなきゃ余裕!!」「フラグやめて!!」
      • 「出目が腐ってる…」「ロープと支援がなかったら落ちてた…」「アブねぇマジアブねぇ」
  • 巣の奥にてボス戦。女王蟻の語る衝撃の真実がありつつも、罪なき人々の無念を晴らすために武器を振るう一行。
    • 『ボスが支援を飛ばします。前衛にいるアリグループの攻撃力が跳ね上がります(ニヤリ)』「ではブービートラップからスリップを」『アッ』
      • それでも女王蟻無双でギルドスキルを吐かせるほどまで追い詰めることができた。
        • 「貴方たちに神の裁きを!!《リゼントメント》」『ちょ、あ、吹っ飛んだ(´・ω・`)』
  • 蟻の脅威を払った一行。街に戻ると少しだけ救われるお話となりまして終幕となる。
  • 後日。ラシェルの工房にお邪魔した一行。件の妖精箱は封をしたままラシェルに手渡された。
    • 「ラシェルー、これあげるわ」『はぁ〜い!やっと魔獣退治に私の力が必要だとわかったのn』「あ、丁度人手が足りなかったんだ、サンキュー」『エッ?』
      • 『お、新入りか。新入りはこのポーションの配合の準備よろしくな』『ここはいいところですよー。ラシェルさんいっぱい食べさせてくれますし』『エッ?』
        • 工房(アトリエ)に妖精がまた1匹増えました。

戦闘多めのダンジョンアタック物として組んだ今回のお話。
敵のバランスと罠のバランスは個人的にはいい線いってたと思っており、参加者からも良い感想を頂けたので自信がつきました。
こんな感じで次のシナリオも作ってみますぜ。