グランフェルデンの休日 GM:RADY

この日の第二ラウンド。GMのリアルの都合もあり完全ランダムダンジョンをやりました。
ダンジョンに潜るきっかけに作ったハンドアウトとオープニングがPL達に好評でよかったです。
公務に疲れているレティシア姫の休日を各々の角度から見守る一行だが、そこに事件が発生し長い一日が始まったのだった。

  • プレザ (ドゥアン[爪]、ウォーリア/モンク)
    • 東方の偉い人に仕えていたがあらぬ嫌疑をかけられたため東方を離れた老年の武人。
    • 神官長ソーンダイクからエルビィと共に影ながらレティシア姫の護衛を行なうも思わぬ襲撃者に一歩遅れを取ることになってしまった。
    • 火力を伸ばしきった、ということでカバーリング系のスキルへ幅を広げ、更なる頼れるお父さんポジを確立させていった。
  • エルビィ (ヴァーナ[猫]、メイジ/サモナー)
    • クラン=ベルの剣闘士だったが八百長疑惑がかけられて出奔。真相を握る人物を消すために旅をする、影のある魔道師。
    • プレザと共に姫の護衛の任務に当たる。襲撃者が同じ召喚術使いであったため、そこを手にとって此度もいい気になられる。
    • 新調したフレンドベレーをクイっと被り直す仕草が印象的だった。BSTと相性のいいプレザとは今回も見事な連携プレーを見せた。
  • レミィ (ネヴァーフ、アコライト/アルケミスト)
    • 聖別されたショットガンと聖別されたタバコを持つ、血と硝煙の匂いが漂う女性。過去に何があったのか片腕が義手である。
    • エミルに付き合ってぎこちないながらも女の子らしい休日を過ごす。そこで偶然知り合った女性と仲良くなったのだが…
    • 最多シナリオ参加率から溜め込んだ貯金を吐き出し、ついにセット装備を揃える。特定の種族へのダメージがウォーリアに迫ってきた。
  • エミル (ヒューマン、シーフ/レンジャー)
    • 辺境の森で狩人をしていたが、先日妖魔達の侵攻にあって天涯孤独の身になった少女。シルバーレギオンに救われてそのままギルド入りした。
    • ガーデン・マレットの新作スイーツの事前リサーチにレミィと共に休日を過ごす。店の雰囲気に慣れないレミィや偶然知り合った女性をフォローした。
    • 火力を伸ばすだけではなく、BSTとは別にステータスを下げるスキルなどを絶妙に組み合わせ、周囲からお見事と言わしめた。

以下、ダイジェスト。
エリンディルアドベンチャーにのってる設定もあるので少々ご注意をば。

  • 特に際立った依頼もないグランフェルデンの昼下がり。神官長ソーンダイクに呼ばれたのはプレザとエルビィの二名だった。
    • 「おい、イグナシオのやつはどこいったんだ」「依頼の話があると聞いていたんだが」『呼んだのは私です(´・ω・`)』
      • 休暇中のレティシア姫を影ながら護衛してほしいとの依頼。騎士団が動けば姫も気を使うだろうとのことだ。
        • 『いい天気だ。何もなければよいのですが…』「フラグじゃないですかヤダー」
  • 一方その頃、ガーデン・マレットの新作スイーツを食べにやってきたエミルとレミィ。
    • 「よしてくれよ、あたしはこういう場所は苦手なんだ」「いいじゃないですかー、美味しかったら今度アンナちゃんつれてくるんですから」
      • 女らしいことはとうに捨てたと己の義手を寂しげにみるレミィ。そんな中、店員に先導されて相席についた二人だったが…
        • 「相席いいですか?」『あ、どうz…ゲッ!?シルバーレギオ…』「ん?あたしたちのことを知っているのか?」
          • シェリーと名乗る赤い髪の凛々しい女性と相席になったのだった。
  • プレザとエルビィが高いところからガーデン・マレットを影ながら見守り、レミィとエミルがアシェリーと交流を深める。
    • と、怪しげなイケメンの男が喫茶店に進入し、突如として手短の女性にナイフを突きつけ、さらに結界を張って客達を人質に取った。
      • イケメン男の正体は相当な実力を持つヴァンパイアであり、レティシア姫を連れて来いと周囲を威嚇した。
        • レティシアは私だ!!』「はは、いやないない、姫様がこのようなところにいらっしゃるわけが…」「無理はしないほうが…」
  • かけつけたプレザ達やその場にいたエミル達を見たヴァンパイアは、姫を助けたくば離れの廃墟で待つ、と言い残して姫と共に姿を消した。
  • そんなこんなでランダムダンジョン。
  • 隠された宝箱を探す一行。見つけたのはエルビィの新たに覚えた感知魔法だった。
    • 「ヒゲがピーンとなります。ここだ…!!」「いいなぁそれ。」
  • 若干の敵は現れるもDL7の脅威はそこまで現れず、着々と攻略していく一行。
    • 連携攻撃が4人誰からも繋がる4連携という鬼性能であったため、やばめの敵もわりとサクサク倒していた。
      • だが1箇所、GMの目から見てもどうみても無理な部屋があったので若干調整したり。
        • 『ではこのトラップが仕掛けられている部屋で固定砲台が9個』「「「「無理無理無理無理!!」」」」『私がPCでも同じこと言う(´・ω・`)』
  • ボス戦。ヴァンパイアはウラン・マフランと名乗り、配下のアンデッドを引き連れて襲い掛かってきた。
    • 『やぁ、私が仕掛けたこの廃墟のトラップはどうだったかな?』「おめぇちょっと二つ前(砲台部屋)にいってみろよコノヤローッ」
      • ウランの隣にはネクロマンサーと化した女性がいる。どうやら彼の前の伴侶のようだ。
        • 『この娘にはもう飽きたからな。どうせなら美しい姫のほうがよいだろう?』「アンタなんかに姫は渡さない!!」
  • 雑魚の多い混戦状態となるが、連携攻撃と範囲攻撃によって雑魚を次々と撃破していく一行。
    • 暗闇によるボーナスダイスがたくさんついていたボスだったが、BSTとエミルのスキルによって見事に動きを封じた。
      • その後に続くパーティ連携はお見事の一言。最後にプレザがボルテクスを放ちウランにトドメを刺した。
  • しかし倒したのは偽者のウランだったらしく、本物が出口の前(エミルのいるスクウェア)にて立っていた。
    • 「この、逃すものか!!」「まて!!迂闊に手をだすな!!」『懸命な判断だ。今の君達では勝ち目は…ない!!(いい気になるムーブ)』
      • またの機会にお相手しよう、といい、敵は姿を消したのだった。
  • エンディング。休暇とはいえ己の油断を悔いるレティシア姫だったがエミルの提案でいざというときに駆けつけれる親衛隊を作ることに。
    • 「そう言って、ようは友達になりたいってことだろう?」「だって、そのほうがいいじゃないですか。ねぇ、アシェリーさん!!」
      • 姫も戸惑っていたもののソーンダイクの推薦もあり、姫とギルドメンバーの中で新たに暖かい絆が結ばれたのでしたとさ。

シェリーさんが思いのほかPC達に好評でよかったのでまた使ってみたい。
あと久々に愉快犯というか単独犯的なエネミーを出してみましたが深く考える必要が無くてシナリオを回すのが楽でした。
もう少しネタでいじってみればシナリオを作れそうです。